Phaleneのblog

自作曲の公開、それに伴って使用した音源や調べた情報を書いていきます。

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全部を知るには多すぎる民族楽器。EAST WEST LAにもたくさんの民族楽器が入ってますが、初めて聞くもの多く困惑しています(汗)

フィドルを使った曲を作りたいと思っていて、どんな感じかとヨーロッパの欄を開いてみたんですが、そのなかにhurdy gurdyという名前の楽器を見つけました。

読み方はハーディー・ガーディー試しに音源を鳴らしてみても全然演奏方法がわからないので、どんな弾き方でどんな楽器なのか調べてみました。

ハーディー・ガーディー

えぇ…カッコイイ

ハンドルをぐるぐる回してメロディーを奏でている…

右手で回しているハンドルはクランクといい、回すとロジン(松脂)を塗ったホイールを回転、それが弦を擦って音を鳴らしているとのこと、ロジンを塗るというのはヴァイオリンでも同じですね。

左手はどうなっているのかというと,鍵(押しているトリガーみたいなもの)についているタンジェントと呼ばれる楔形を押し下げて弦に押し付けることで共鳴長が変わりピッチを変化させる…と、要するにヴァイオリンの左手が指じゃなくなったみたいな感じですかね?

構造


ハーディーガーディ
モダン・フランス式ハーディ・ガーディの各部位(Balázs Nagy作)

メロディーを鳴らす弦と左右にドローン音を出す弦があります。この楽器にもドローンという言葉が出てきますね〜

ドローンは単音で変化のない長い音のことです。インドのシタールや前回書いたバグパイプ、日本の三味線や琵琶など民族音楽にはこのドローン音がすごく重要なのがわかります。

ドローン弦の駒にはうなり駒というギミックがついており、ホイールの回転が加速するとハンマーが持ち上がって緩く貼られているドローン弦が鳴り始めます。動画でも回転が速くなるとビリビリ鳴り始めてますね。

音域

HurdyRange

三種類載っていますがホイールの大きさ、うなり駒の有無、ドローン弦の本数などいろんな種類があるみたいで、現代のものは24鍵で2オクターブの半音階を演奏できるようになっています。

ドローン弦はそれぞれ名前がついていて

トロンペット (最高音)
ムッシュ (トロンペットの4度もしくは5度下)
プティ・ブルドン(トロンペットの1オクターブ下)
グロ・ブルドン(ムッシュの1オクターブ下)と呼ばれます。

おわりに

打ち込みとしては
・ホイールの回転速度がはやくなるとうなり駒が鳴る
・弦はホイールが回ってる限り常に鳴っている
・音域二オクターブ
に気をつければ大丈夫だと思います。というかこんな楽器誰が打ち込みするんだ…w

最後にこの楽器を使った曲を貼っときます。

くっそかっこいいですねこの曲…

もう六月に入って夏になりますね~
自分も夏をイメージして曲を作ってます。

季節を表現するのに音色ってホント大事で、この曲にはバグパイプの音を使っています。なんとなく夏っぽい音色…のような気がする…。

単音でメロディーを鳴らしているのですが、バグパイプは普通単音ではならせません!(しらなかった)日本でよく知られているスコットランドのバグパイプはメロディーを奏でる主唱管(チャンター)とドローン音を出す三本の通奏管(ドローン)の音が一度になります。

バグパイプについて

まず実際に演奏している映像を…

結構でかい音なので注意してください。



脇に抱える袋は留気袋といいます。最初に息を吹き込んでいますが、バグパイプは留気袋にふいごや自分の息で空気をためてから、脇に挟んで空気を押し出します。このおかげで途切れることなく音を出し続けることができるんですね。

EAST WESTのLAに入ってるハイランドバグパイプでそれっぽく弾いてみました。

ドローンの音程がわからなかったのですが、ドローン管が一本のバグパイプもあるので(適当)B♭を鳴らしときました。メロディーはメジャーペンタトニックを基本にして、ミクソリディアンスケールから装飾音をとってくるみたいな感じ、すごく短く切るように入れると雰囲気が出ます。

聞いた感じ抑揚をつけるのは無理そうなので、エクスプレッションはいじっていません。鳴るか止まるかで。

では!

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