Phaleneのblog

自作曲の公開、それに伴って使用した音源や調べた情報を書いていきます。

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カテゴリ: 音楽

先日INTIMATE STRINGS SOLO BUNDLを買いました。がレビュー記事ではありません…w

音源を使う上で楽器のことをよく知るため、構造、奏法をまとめてみようと思います。専門の人ではないのでご了承を

ヴァイオリン

Violin_VL100

構造

弦が4本、調弦は低い順からG、D、A、E

G線上のアリアという曲がありますがこれは一番低いGの弦のみで演奏できる曲であるのが由来です。

弦はスチール、ガット、ナイロンの3種がありますが、ナイロン弦が主流だそう。

弓には馬の尾の毛が張ってあり松脂(ロジン)塗ることで毛の摩擦力を上げて音が鳴るようにします。

奏法

左手のテクニック

・ビブラート

押さえている指を揺らして、音程を小刻みに変化させます。

ふと開放弦しかない一番低いGの音にビブラートかけるなんて無理だよね…と調べてみたところ、隣のD線の一オクターブ上のGを揺らし共鳴させることで効果が得られるとのこと、ただ開放弦の音は音色が違うため、避ける傾向にあるらしいです。使う場合はその音が欲しいときのみにしたほうがよさそうですね…

・ハーモニクス、フラジオレット

指で弦に軽く触れ弦の振動を制限し倍音を出します。

・指によるトレモロ、トリル

長2度以上がトレモロ、短2度もしくは長2度のトレモロをトリルといいます。

・ポルタメント(グリッサンド)

弦の上をスライドさせて音をなめらかにつなぎます。

右手、弓のテクニック

通常、弓は音符ごとに上げ下げを変えます(これを弓を返すと言う)がスラーがかかれている場合は弓を返さずに一弓で弾き切ります。

・デタシェ

弓を弦から離さず、音符ごとに弓の上げ下げを交互に行い演奏。一つ一つの音符を目立たせるように弾きます。

・レガート

音符をを繋げるようになめらかに演奏します。

・弓によるトレモロ

指でのトレモロとは違い同音でのトレモロになります。

・ピチカート

指で弦をはじきます、弓は使いません。左手でもギターのプリングのようにすれば可能。

・スタッカート、スピッカート

短く軽やかな音を出します。参照している資料の一つであるドン・セべスキーのコンテンポラリー・アレンジャーでは”両者は少し違うが、その差を明確にする必要はない。”とのこと…アバウト!色々見てる感じだとスピッカートは弦の上を跳ねさせるように弾いていますね。

・リコシュ

弓を弦の上で跳ねさせるように弾いて高速のスタッカート効果を得る奏法です。

スピッカートと違うところは弓を返さず弾くこと…らしい…

・コル・レーニョ

弓の木の部分で弦をたたきます。

・スル・タスト

指盤の上付近に弓を当てて弾きます。

・スル・ポンティチェロ

スル・タストとは逆で駒の近くを弾きます。なるほど擦る場所の違いですね←笑いどころ

・コン・ソルディーノ

弱音器を付けて演奏します。弱音器は駒にはめるようにして装着、駒の振動を制限して音を小さくする仕組みです。

・ストップ奏法(重音)

隣接した弦を同時に弾いて鳴らす奏法です。2本、3本、4本とそれぞれ

ダブル・ストップ、トリプル・ストップ、クオドループル・ストップといいます。

バイオリンの構造上完全に同時にならせるのは3本まで
3本の場合もちゃんと弦を押さえられるときに限られます。4本の場合はダブルストップを二回連続、もしくはトリプルストップ後に一音を伸ばす感じ。解放弦を含んだ和音ににすると弾きやすいため、先述した弦のチューニングを覚えておいたほうがいいです。

おわりに

色々な奏法をわかりやすく動画で上げてらっしゃるチャンネルがあったので紹介します。

https://www.youtube.com/user/BarnesandMullinsUK/videos?sort=dd&shelf_id=2&view=0

イギリスの楽器販売代理店だそう、ビオラやチェロもあってとても参考になります。では!


全部を知るには多すぎる民族楽器。EAST WEST LAにもたくさんの民族楽器が入ってますが、初めて聞くもの多く困惑しています(汗)

フィドルを使った曲を作りたいと思っていて、どんな感じかとヨーロッパの欄を開いてみたんですが、そのなかにhurdy gurdyという名前の楽器を見つけました。

読み方はハーディー・ガーディー試しに音源を鳴らしてみても全然演奏方法がわからないので、どんな弾き方でどんな楽器なのか調べてみました。

ハーディー・ガーディー

えぇ…カッコイイ

ハンドルをぐるぐる回してメロディーを奏でている…

右手で回しているハンドルはクランクといい、回すとロジン(松脂)を塗ったホイールを回転、それが弦を擦って音を鳴らしているとのこと、ロジンを塗るというのはヴァイオリンでも同じですね。

左手はどうなっているのかというと,鍵(押しているトリガーみたいなもの)についているタンジェントと呼ばれる楔形を押し下げて弦に押し付けることで共鳴長が変わりピッチを変化させる…と、要するにヴァイオリンの左手が指じゃなくなったみたいな感じですかね?

構造


ハーディーガーディ
モダン・フランス式ハーディ・ガーディの各部位(Balázs Nagy作)

メロディーを鳴らす弦と左右にドローン音を出す弦があります。この楽器にもドローンという言葉が出てきますね〜

ドローンは単音で変化のない長い音のことです。インドのシタールや前回書いたバグパイプ、日本の三味線や琵琶など民族音楽にはこのドローン音がすごく重要なのがわかります。

ドローン弦の駒にはうなり駒というギミックがついており、ホイールの回転が加速するとハンマーが持ち上がって緩く貼られているドローン弦が鳴り始めます。動画でも回転が速くなるとビリビリ鳴り始めてますね。

音域

HurdyRange

三種類載っていますがホイールの大きさ、うなり駒の有無、ドローン弦の本数などいろんな種類があるみたいで、現代のものは24鍵で2オクターブの半音階を演奏できるようになっています。

ドローン弦はそれぞれ名前がついていて

トロンペット (最高音)
ムッシュ (トロンペットの4度もしくは5度下)
プティ・ブルドン(トロンペットの1オクターブ下)
グロ・ブルドン(ムッシュの1オクターブ下)と呼ばれます。

おわりに

打ち込みとしては
・ホイールの回転速度がはやくなるとうなり駒が鳴る
・弦はホイールが回ってる限り常に鳴っている
・音域二オクターブ
に気をつければ大丈夫だと思います。というかこんな楽器誰が打ち込みするんだ…w

最後にこの楽器を使った曲を貼っときます。

くっそかっこいいですねこの曲…

もう六月に入って夏になりますね~
自分も夏をイメージして曲を作ってます。

季節を表現するのに音色ってホント大事で、この曲にはバグパイプの音を使っています。なんとなく夏っぽい音色…のような気がする…。

単音でメロディーを鳴らしているのですが、バグパイプは普通単音ではならせません!(しらなかった)日本でよく知られているスコットランドのバグパイプはメロディーを奏でる主唱管(チャンター)とドローン音を出す三本の通奏管(ドローン)の音が一度になります。

バグパイプについて

まず実際に演奏している映像を…

結構でかい音なので注意してください。



脇に抱える袋は留気袋といいます。最初に息を吹き込んでいますが、バグパイプは留気袋にふいごや自分の息で空気をためてから、脇に挟んで空気を押し出します。このおかげで途切れることなく音を出し続けることができるんですね。

EAST WESTのLAに入ってるハイランドバグパイプでそれっぽく弾いてみました。

ドローンの音程がわからなかったのですが、ドローン管が一本のバグパイプもあるので(適当)B♭を鳴らしときました。メロディーはメジャーペンタトニックを基本にして、ミクソリディアンスケールから装飾音をとってくるみたいな感じ、すごく短く切るように入れると雰囲気が出ます。

聞いた感じ抑揚をつけるのは無理そうなので、エクスプレッションはいじっていません。鳴るか止まるかで。

では!

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