今までの記事にも何度か出ているFriedlander Violin。

ネットに結構レビュー記事がありますが、皆が手間がかかると口を揃える音源です。今回は、紹介がてら前からやりたかったフィドル的打ち込みをしてみます。

ジングルほど短いですがデモを作りました。

MiDi入力

リアルタイムで入力後クオンタイズをかけました。入力を行う際は下の画像で赤く囲ってあるパラメーターを情け容赦なく上げおくことを推奨、レガートのスピードを上げられます。デフォルトのままだとクリックを鳴らした瞬間、軽い絶望感を味わうことに…

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リズムの調節

さて、この音源一番の問題…リズムの調節です。

注意すべきなのは二つ。

重なった部分がレガートする(アタックが遅くなる)

MIDIデータの重なっている部分がレガートします。

こいつがもたりの原因で、レガートのサンプル分だけ発音が後ろに下がってしまいます。MIDIノートを少し前にずらして対処しましょう。
ストリングスの音源ではよく聞くテクニックですが、この音源では必須です。

データの切れ目は次の音のアタックが早くなる

逆にフレーズが途切れた次の音だけ走ってしまうので注意。

この二つの仕様は打ち込み手を苦しめること間違いない…

フィドル打ち込みに役立ちそうな機能

・リトリガー

一音目を入力している状態なら二音目を離すと一音目がもう一度なりますよっと…言葉では表現しづらい…
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画像では下のノートが伸びっぱなしの状態で二つ目のノートが入力されています。

この二つ目のノートがなりやんだ瞬間一音目がもう一度なりますよってことです。フィドルではプリングするフレーズが多いのでオンにしておきますが、ぶっちゃけ普通に打ち込んでもそこまで変わりません。

・ポリモード

レガートモードでは和音は出せないので、重音をするときはポリモードにします。キースイッチで切り替え可能。

その他機能

・ビブラート

アイリッシュフィドルにはあまり必要なさそうなので使いませんでしたが、モジュレーションホイールで掛けられます。種類がありスピードも変更可。

・スルポンなど

スルポン←スル・ポンティチェロの略です。スル・タストもあり弓を弾く位置を変えることができますが、使っていない(使いどころがわからない)です。

奏法はピチカート、スタッカート、トレモロがキースイッチに割れ当てられています。CC(コントロールチェンジ)をいじったらスピッカートまでできるらしいですが、見当たらないしやり方がわからん…。

・二つ目のレガート

デフォルトとキースイッチを押して発動するレガートの二種類があります。キースイッチを押したものはレガートのつながりがより滑らかになり、音色も結構変わりますね。

おわりに

Youtubeでフィドルを弾いているところを見て勉強してるんですが、あまりに超絶技巧なものはきついです。同音の高速フレーズとか無理…

フィドルでつかうオートメーションはエクスプレッションぐらいですが、それも曲の終わりぐらいでいいと思います。ただバイオリンとして使うときはめちゃくちゃオートメーション描いたりしてせわしない音源です。